家族や親族が亡くなった後、遺族は遺品整理をすることになります。遺品整理を行うタイミングに特に決まりはないので、自分たちにとって都合のよい時期から始めるとよいでしょう。ただ、人生の中で遺品整理をすることは滅多にないため、実際に作業を始めようと思っても何から手をつければいいか迷うことがあるかもしれません。遺品整理は、遺品の仕分けから始めるのが基本です。まずは貴重品や形見品、リサイクルができるもの、廃棄するものに仕分けすることから始めてみましょう。また、クレジットカードや通帳といった貴重品は、法的な手続きを行った上で整理しますので、ダンボールに入れて大切に保管しておき、後から親族で話し合って適切に整理することが大切です。そして、思い出が詰まった品を仕分けするときは、迷ったときは処分するというルールを自分の中で決めてから作業を始めれば、スムーズに進めることができます。遺品整理は想像している以上に時間と手間がかかることがありますので、時間的にも精神的にも余裕があるときに行うことも重要なポイントです。もしも何らかの事情で遺品整理を行うのが難しい場合は、専門業者に依頼することで代行してもらえます。