同居している家族が亡くなったのであれば遺品整理をする人はそのまま住み続けるでしょう。すると故人宛の郵便物が届くことになりそれらから故人が利用していたサービスや金融機関などが判明することもあります。では別居している場合はどうなるかですがそのまま故人の家に郵便物が届きます。このとき郵便物を取りに来るのが面倒だと郵便局に転送を申し出ることがありますが、実は死亡を理由とした郵便物の転送は行ってもらえないので注意が必要です。死亡した人宛の郵便物は郵便局がそれを知った後はすべて差出人に返送されることになっています。いくら家族や親族としても受け取ることはできません。ただ郵便局が自然に人が亡くなったことを知ることは少なく、しばらくそのまま配達されることが多いです。故人が一人で住んでいたなら郵便物が溜まってしまう可能性があり防犯上良いと言えないでしょう。故人の状況を把握するため一定期間は受けるようにし、その後郵便局に伝えて配達をストップしてもらうと良いでしょう。